ネコハチ企画の情報を掲載します



当劇団の『しなこ』と、河童塾の『坂本大作』によるユニット。
『ネコハチ』の由来は、2人の飼っているネコが、
しなこ5匹、坂本3匹の合計8匹だったことから。
しなこが、気心の知れた役者と芝居をやりたいとの
思いから始動しました。

サラダとはまたひと味違った芝居をお届けします。
どうぞ、ご期待下さい!



『ネコハチ企画とは…』 しなこ談

しなこが坂本大作に芝居の受付を頼まれ、
「いーけど、そのかわり二人で芝居やろうよ~」
というとてつもなく理不尽な条件で結成されたユニットです。



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ネコハチ企画 Vol.2 「トランス」

2009年 8月14日(金)~16日(日) 会場:G/Pit

作:鴻上 尚史 演出:ティナ 棚橋

CAST:しなこ 坂本 大作 槇村 泰


しなこと坂本大作と。』 筆:梅田準呼 (劇団創造代表/巣山プロ)

『ネコハチ企画』の主催・しなこ。そして企画員(?)坂本大作。
動物好きな2人。でも2人の性格というか、タイプは結構違う、と思う。
まず、しなこは、大型コリー犬みたい。
そして、会うたび、やたら元気に『しなこパワー』を振り撒き、周囲を『しなこのペース』に巻き込んでしまうのだ。ちょっと美人だし、おとぼけ加減もよい。
そう。
気をつけていないと、「綿とナイロンでできたチープな服をおしゃれに身にまとい、喜怒哀楽を素直に出しすぎの、落ち着きのないコリー犬似のしなこ」のペースに巻き取られている。
おそろしい娘だ。

坂本大作は、気がついたら、ヒョイと隣りに座っている人。
この静かな雰囲気と皮肉っぽい物言い、言うなればシャム猫みたいなものかも。
あ、シャムといっても、「シャムのクセに間違えて貧乏な家に貰われてきちゃって、ああ俺シャムなのに・・と思いつつも、その家のガキに耳をひっぱられたりして、抵抗できずにもみくちゃにされつつも、実はこれ案外悪くはないと感じつつ、でも一応、内心だけはシャムのプライドを守ってつってカンジ」のシャム坂本。フクザツな内弁慶。
実際、彼は眼鏡の奥の細い目で冷静に周囲を観察し、時にボソッと皮肉を言う。

この2人は元々友人同士であったらしく、いつの間にやら『ネコハチ企画』なるものを立ち上げていた。今回で第二回目の公演だそう。
奇しくも、ワタクシ、旗揚げ公演の音響オペをやった。っていうか、やらされた。
先に坂本大作から静かにお願いされた時、やんわりと断ったつもりだったのだけれど、後日しなこからかかってきた「ねぇ、うめちゃん、お願い!」の電話に、なぜか「うん」と、承知してしまっていた。
まさに『しなこのペース』に巻き込まれてしまったとみえる。しまった、気を抜いていた。

そんな旗揚げ公演の間、全ての回を音響席から見ていて思ったのだった。
しなこは坂本と芝居をしている時、なぜか落ち着いて見える。
そして坂本はしなこと芝居をしている時、なんだか嬉しそう。
あら、この2人ったら、案外バランスいいのかも。うん。

ネコハチ企画第二回公演、今回は夏なんですよね。この2人、非常に楽しみです。

・・・え?今回は3人芝居なの?

あ、そーかコーカミの『トランス』だもんね、じゃ、もう1人は誰?
え?・・槇村泰、さん?・・まきむらやすし?・・え?芸名?なになに、どういうこと?・・ちょっと~教えなさいよ~コメント書いてあげないよ~?・・・ん?前回演出やった人、今回は役者!
あら~楽しみ~。
・・あ、芸名ってバラしちゃった・・。まいっか。

じゃあ、ボケ2人とツッコミ1人?
いいバランスだね。ちゃんとツッコんでね、シャム坂本や。





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ネコハチ企画 Vol.1 「足のある死体」

2008年 12月20日(土)~21日(日) 会場:ユースクエア

作:別 役実 演出:牧 泰弘(あと1分)

CAST:しなこ 坂本大作


「坂本としなこ」
 筆:こじまけいこ (爆乳シスターズ/巣山プロ)

坂本とはじめて会ったとき、「役者特有の目立ちたがりオーラがない珍しい役者」だと思った。
しなことはじめて会ったとき、「美人だが、若いんだか年なんだか年齢不詳な役者」だと思った。

1本一緒に芝居をしただけで、不覚にもあたし、ふたりが大好きになってしまった。
で、あたしのやっている爆乳シスターズの芝居やライブに引っ張り込んじゃって、ますます不覚にもふたりのこと好きになっちゃたりして。

そんなふたりが「別役 実」の「二人芝居」をやるそうだ。
「別役」も「二人芝居」も、あたしならビビッちゃうことを、この二人は難なくやっちゃおうとしてる。
その度胸に、不覚にもさらにふたりを好きになるあたし。

当日皆さんも、舞台のこのふたりを観たら、「不覚にもふたりが好きになっちゃう」と思います。
たぶん。いや、絶対。
あたしももちろん、観にいきます。でも、これ以上、好きにならないように気合を入れて。

おまけ…坂本のムダな高学歴にいつもあたしはイラッとします。


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